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2008.09.20 República Checa
昨日はチェコ共和国の首相が学校で講演を行ったので、そのメモ。


とにかく、政治家の講演というのは日本でも海外でも初めてだったので、とても興味深かった。
その上、わたしたちが普通に旅行に行ったり、職場で会う人たちって、アメリカ人にしろ、ヨーロッパ系ならば西欧がほとんど。わたしたちの教育も、考え方も、全部西側の思想に影響されている。中国はまた別だろうが、いまの若い日本人なんて、世界全体でざっくりと考えたら、ほとんどアメリカ人やイギリス人と同じものの考え方をしているとわたしは思う。

その点、東欧から見た世界、ヨーロッパってどんなだろうと、前から思っていた。


2009年からの欧州連合の議長国となるチェコ。

というわけで、これからのEU、そしてチェコというテーマでスピーチが始まった。
トポラーネク首相、及びチェコの考えるこれからの欧州の課題は、

1)国際競争力:アジアや新興国との価格競争に勝つことはできない。従って、R&Dや教育全般に力を入れていくべき。
2)エネルギー、環境問題:これに関しては欧州各国で意識の差があるが、チェコとしては原子力発電によるエネルギー供給が最も現実的な解決策になると考える。
3)開かれた欧州:特に農業などにおいて、陸続きの欧州全体のリソースを最適化するには、「より良い規制」ではなく「規制撤廃」の方向に持っていくべき。

ということだった。特にチェコの大統領もそうだが、原子力発電に関してなかなか賛同を得られないことに対するフラストレーションがあるらしく、それとな~く中指を立てながら喋っていたのには、学生たちも遠慮がちに爆笑。

さすが・・・・笑  北京オリンピックの開会式辞退の記者会見でチベット独立旗ネクタイにつけただけある。


クラスメートからの質問は、EU議長国となる上でロシアからの圧力を感じたりしないのか?EU加盟国が多すぎないか?

などであった。1時間という短い時間でスピーチ&質疑応答だったので、質問は結局3つしか当てられなかったが、もしもう少し時間があったら、わたしもアジアとのつながりについて質問してみたかった。(今月8日にはチェコの大統領が来日したってこともあるし)


それ以外に面白いと思ったのは、通訳。

首相は英語も少し話すが、あまり流暢ではないようで、スピーチは紙を読みながら英語を話していたが、質疑応答では通訳がついていた。
その専属通訳。さすが。

まさに息もぴったりで、首相が言葉を区切るタイミングがはじめから分かっているようだった。
本当に、頭を空っぽにして、首相と精神的に一体化してるような感じ。
これまでいろんな通訳を見てきたが、彼が一番すごい。
とにかく、圧倒的だった。
通訳ありの会議とかって、たまにgdgdになったりするので、今回もせっかくの機会に通訳がいるとは勿体ない・・・・・と思っていたけれど、時間を全く無駄にしない通訳、・・・・とにかく尊敬。

見た目も、映画に出てくるような感じ。「24」に出てくる、マイクにそっくりだった。 Mike



不思議だったのは、半年とはいえEUの議長国になる国のトップクラスが来ているのに、学校ではセキュリティチェックはまったくなかったことだ。
さすがに警察は周りにうろうろしていたが、それだけ。

学生証も提示することなく普通に入れた。これって、危ないような・・・・まぁ、チェコだったからかな。これがもっと大国(アメリカとかイギリスとか日本とか)だったら、こうはいかないんだろうけど。


MBAに来てなかったら、こんなチャンスなんて二度となかったと思う。

こういうのも全部、学費に含まれているんだなと思うと、残りの期間、またチャンスがあれば積極的に参加してみようと思った。
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