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2008.06.29 24horas?
日本では、どうやら二酸化炭素排出量削減のため、コンビニの深夜営業を自粛を求める動きがでてきており、議論となっているようだ。

スペインに来て、まず不便だと思ったのは、コンビニがないこと。正確にいえばコンビニらしき中華ストアはあるが、それでもマドリー中心部のわたしの近所でも半径1キロ以内に一軒しか見つかっていない。結局高いので利用していない。それでも3ヶ月くらいですぐに慣れた。必要そうなものはまとめて夕方にスーパーで買うようにしている。

不便さ、という点においては、慣れればへっちゃらさ・・・・・・・・と思ったが、ふと考えるとこの議論は単にわたしが学生の身で15時に授業が終わってすぐに家に帰れるから成立するのだった。前職の不規則な労働時間を考えると、これではやっていけないことがすぐに分かる。

ということで、特定の人たちにとっては、コンビニが深夜開いていなかったら、相当不便になることは確実である。これはSocial Costだ。

議論は2点ある。
1)そのSocial Costを支払ってまでも深夜営業をストップすることに、コスト以上の価値があるのかどうか?
2)なぜ、二酸化炭素排出の削減=深夜営業自粛なのか?


1)については、人々のライフスタイルが変わることによる経済的影響を量らなければなんとも言えない。めんどくさいしきっと頭のいい誰かがとっくにやってるだろうから、ここでは考えない。

2)この場合、ゴールは「二酸化炭素排出量削減」。深夜営業自粛はあくまでそのゴールを達成するためのツールとして提案されたものにすぎない。ゴールを達成できるならば、ツールは他に可能なことでもいいんじゃないの?とわたしは思うが。ましてや、深夜営業を自粛し、営業時間が変わることにより、サプライチェーン上の多くの要素に影響が出てくるだろう。その経済的コストは誰が負うのか?コンビニで売っているものの値段が上がり、結局消費者に跳ね返ってくるのでは?これもSocial Costといえるだろう。

単純に深夜明かりがついているコンビニが多いと、見た目「エネルギー消費しまくってるぜ!」な印象を与えるから自粛してほしい、という短絡的な提案である可能性はないだろうか?

今のところ、自治体からは「業界での自主規制を求める」という呼びかけでとどまっているようだ。
個人的に思うに、コンビニ業界は迅速に動き、ゴール達成につながり、且つSocial Costのなるべく低い案を考えて、逆提案するのがベストだろう。ここで素直に深夜営業の自粛を始めると、いずれ規制がより厳しい形で設けられる気がしてならないうえ、価格上昇により消費者からの反発も出てくるだろう。
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