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2008.08.31 Buscar un trabajo
そろそろ就職活動をぼちぼち始めないといけない空気になってきたが、相変わらず日本での就職(転職)を第一に考えているわたしは、ポジションがまだ出てこないため、腰が重いままでいる。

IEのプログラムを通して、「Career」というセッションがあり、どうやって職を見つけ、希望のポジションを手に入れるかを教えてくれる。

毎回、いろんなテーマで、それこそCVの書き方から、お金がかからない裏口就職の仕方なんてことまで教えてくれる。

そこで徹底的に教え込まれたのは、「人事部にCVは提出するな」。

これは、外部の人材コンサルタントであるフランス人のオッサンを招いての講演があった時のこと。彼はプレゼンテーションも使わず、手書きで絵を描きながら喋るという変わったスタイルだ。

人事部にCVを提出した瞬間、その書類はゴミ箱行きだ。

このオッサン、この↑セリフそのまま言ってた。日本ではそうでもないと思うけど、欧州ではきっとそんな感じなんだろう。では、どうしたらよいか?

ネットワークを使え。」

この60人のクラスのそれぞれが、100人の知り合いを持っていたとしたら、6000人分のコネクションがあるということになる。
試しに、その講演中に、「FIFAなどスポーツビジネス関係のマーケティングに知り合いがいる人??」と聞いたら、なんとこのクラスの中に3人もいた。「宇宙関連の仕事をしている知り合いがいる人?」でさえ、1人いた。なるほど、60人もいれば確かに。これが他のクラスも合わせると、もっと可能性は広がる。
自分が志望する会社に知り合いがいないかどうか、まず探せ。話はそれからだと。

そして、会うことになってもCVは持っていくな。CVを持っていった瞬間、そのCVは人事部行き、そしてゴミ箱だ。

じゃあどうしたらよいか?徹底的にその会社のことを研究して、その会社が今後どうすべきかを考える。そしてそれをプレゼンする。最後に、自分がいればこういう風にできる、と売り込むのだそうだ。

そのプレゼンは、必ずしも正確でなくていいのだ。なにせ、社外から観察するには、情報は限られているから。要はその限られた情報の中で分析できるというスキルを見せつけるのが目的。

どこまで実行可能かは別として、そういう教えを徹底的にたたきこまれた素直なクラスメートたちは、早速メールで「Super job hunting」を開始した模様。

「消費財のマーケティング職、●●社、◎◎社、○○社・・・知り合いいたら教えて!」


なるほど。ネットワークは大事だ。

が、わたしはまだ少し早いのでもうちょっとマッタリすることとしよう。
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2008.08.29 Un año
スペインに来てちょうど1年。

一度も日本に帰国することなく、あっという間に時間が過ぎてしまった。 まだあと5ヶ月弱くらいこっちにいる予定だけど、この1年はなんだかんだ言って濃くて、本当に楽しかった。

スペイン語ができないし、マドリーは危ないと聞いていたし、大丈夫かな~?と思っていた。でも、いつの間にか、ここが地元みたいな感覚になってきてしまった。例えば、週末旅行から帰ってきてマドリーの空港に着くと、なんだかとってもほっとする。

最初はスペインの不便さばかり目について、コンビニは無い、シャワーが出ない、自販機はたまに商品が出てこない、いいバーがない、メニューが少ない、スーパーは常に行列・・・・とか文句ばっかりだったけど、いつの間にかそれが当たり前になってしまった。

100%快適、とは言えないけれど、生活するには十分だなと思うようになった。

プログラムについてはその多様性と、スペインというお国柄のおかげで、欧米だけではなくラテンアメリカのネットワークがかなり広がった。メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、パナマ、コロンビア、ペルー、チリ、アルゼンチン、ブラジル、ベネズエラ、ドミニカ共和国。
これらの国からの友達を作るチャンスなんて、ここに来なかったら、一生に果たして何度あるだろうか。そして、その底抜けの明るさゆえ、わたしをたまにうんざりさせるこの人たちを、日本に帰ったらきっと懐かしく思い出すんだろう。


なんでMBAやるのにスペインなの?

よく聞かれるが、アングロサクソンな学問であるMBAを、ラテンの国スペインで学ぶ、ということには、狙い通り大きな意義があったなと思う。

なんだろう、言ってみれば、同じ本を読むのに、クーラーの効いた快適な図書館で読むのが好きな人と、暑いビーチでビール片手に読むのが好きな人、両方いたといて、わたしはきっと後者のタイプだったんだろうと。
2008.08.23 CV
夏休みも既に後半。

たまには真面目なことを、と思い、CVのアップデートを行なった。

IEでは、毎学期、Career OfficeがCVやカバーレターの書き方、職の探し方、などなどについてのセッションを設ける。そして、9月からは学校のWeb上で、求人を探すことができる。よくあるマルチナショナルの他、スペインの有名企業が多い様子。10月になると、Career Fairが学校で開催され、さまざまな企業がIEを訪問し、学生と面談するのだ。

しかし、CVというのは不思議なもので、一度完成したと思っても、数か月後に見てみるとまだまだ不完全であることが分かる。

書く内容はほぼ決まっているので、あとは「どう見せるか」なんだけど・・・。
今回は、職歴から始まるリバースクロノロジカルだったものを、ファンクショナルとMixiした形式にしてみた。というのも、前職の仕事の特徴上、そうしないとアピールすべきポイントがぼやけてしまうからだ。

またこのCVも、数か月後に見ると改善点が見えてくると思うが。


さて、スペインでの夏の飲み物といえば、「Tinto de verano」。
赤ワインを、レモンかライムのソーダで割った飲み物。家でも作れるくらいとっても簡単で、美味しい。
見た目にも涼しげな夏の風物詩。ソーダは、市販のファンタとかスプライトで十分。レシピは、適当だ。

「夏の赤ワイン」という訳だが、確かにこの暑いスペインで、なんだか粘っこい赤ワインを飲む気にはなれない。Spanish inventionだ。

照りつける日差しの下、氷がたくさん入って冷えたTinto de veranoをごくごく飲むことは、幸せだ。
2008.08.22 Vamos a....
今日は近所のショッピングゾーンを探索と洒落込んだ。

家から徒歩2分くらいのところに、Jose Ortega y Gasset通りというのがあり、そこがLouis Vuitton, Hermes, Chanelなど有名ブランド店の並ぶエリアとなっている。

スペイン人は、日本人に比べてよくショーウィンドーを覗き込む。閉店した後でも、老若男女問わず、ショーウィンドーに並んでいる靴や洋服をじっと見ている。これが本当のショーウィンドーの役割なんだろうなあ。
しっかし、洋服のシーズンは既に。ハイブランドは勿論、ZARAやH&Mも秋色の洋服が次々に並び始めている。が、未だに夏物のセールも続いている。

この通り沿いに、スペインワインの専門店を見つけたのでメモ。
Espacio Gastronomico LAVINIA」という店で、かなり大きく、まだ新しい模様。一見高級そうな店構えだが、中に入ると10ユーロ以下のワインもたくさん並んでいるし、300ユーロを超すCavaも置いてある。 お土産やプレゼント用にちょうどいいかもしれない。
記憶のため、店のカードだけもらってきた。

そのあと、西に進むのをやめ、Lagasca通りを南下。この通りもまた、オシャレな洋品店が並ぶ通りとして知られている。また、この辺りに3件もの「ZARA HOME」を発見。ZARA HOMEは、ZARAのインテリアグッズを売っているお店。リネン類など、割と粋なデザインのものが比較的安く手に入る。が、いくらなんでも3件も集中して展開するのはどうなんだろう・・・。

スペインは靴が安く、ちょっとしたデザイナーの靴でも200ユーロしないで良いデザインのものが買える。結構たくさんの店を覗いたが、高いので買い物は断念。働いていればなんてことない値段でも、学生の身分ではちょっと・・・・。

しかし、働くモチベーションは上がった!

そして、今度は東に進み、Goyaへ。ここでもウロウロしていると、台湾人のクラスメートと偶然出会ったので、立ち話もなんだから、ってことでそこら辺のバルで一杯ひっかけつつ、課長島耕作の話をしてきた。

さらにてくてく歩いて自宅へ。合計4時間くらい散策したことになる。
いい運動だった。
マドリーの空港で航空機事故があった模様・・・・。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080820AT2M2003C20082008.html

ですがわたしは暇人で、お金ないしどこにも出かけてないので無事です。

取り急ぎご報告まで。



ところで先ほど(現地時間夜1時過ぎ)、タバコを吸おうと思って部屋から出てリビングへ向かったところ、何やら暗闇から足音が。 ああルームメイトだな、と思っていると、まっ正面に

上半身裸の男性が!!!!!

ぎゃあああああああああああ!!!!!!!


と脳内では声が出ているが、声帯から声を出すことができない。

その場に固まり、相手の顔をよぉぉぉxく見ると、
一昨日ルームメイト(エクアドル代表)がわたしに、
miya'n、これわたしの友達マリオ。マリオだけどスペイン人なんだ♪今日は彼ここに泊まるから。
と、挨拶させた男であった。落ち着けぼへみやん。

まず。エクアドル代表に問いたい。

今日は」泊まると言ったが、「つぎのひも」泊まるとまでは
言ってないよな???

こっちはゲストなんかいないものだと思って、思いっきり部屋着でウロウロしていたものだから、これはまるで奇襲攻撃だ。

きゃつはどうやらトイレに行きたかった模様。わたしは挨拶もせず思いっきりスルー。そうするしかないって。 (きゃつは英語しゃべれない)

しっかし、情報通の日本人同級生曰く、
ぼへみやんとこのアパートのビルにどうやら娼婦が住んでるらしいよ。」とのことだが、もしや彼女のことではないだろうか
いっくらなんでも、女子だけのアパートに、次々に違う男の人を入れるのは、いい加減やめてほしい。他人の恋愛事情に口を挟むなんて野暮なことはしないが、せめてよそでやってくれ
しかも、その男たちときたら、いずれも、どうも働いてもいないようで、彼女がインターンの職場へ言っている間、ずっと夜まで寝ている模様。 あ、あと甲斐甲斐しく彼女はそんな男に、備蓄用のお弁当まで作ってあげているのだ。そして、B型なのにやたら几帳面な日本人ルームメイトが、さらに甲斐甲斐しく、トマトソースでさんざん汚れたキッチンを掃除するのだった。


どんだけヒモなんだ・・・・と・・・・汗

一方、最近スペイン人の彼氏ができたパナマ代表は、彼氏を連れてくることはあっても、あくまで昼間のみ。ランチを一緒に作って、楽しくお喋りして二人でお出かけしている模様。
聞くと(聞くのかい!という突っ込みはナシにして)、どうやら一緒にいたいときは彼の家に行くらしい。

だよね。そうだよね。

ほらね、やっぱりわたしの感覚はおかしくないらしい。

※なんか最近夏休みのせいか、MBAからかけ離れたエントリーばっかりだなあ・・・。
なんかもっと頭よさそうな、MBAっぽいエントリーのリクエストあったらコメントください。
2008.08.20 Madrid
日曜日は、さすがにだらだら生活も良くないと思い、午後からプラド美術館へ・・・・。そうだよ、世界に知られる美術館が近くにあるという恵まれた環境を、フルに楽しまなければ・・・・。

マドリーの三大美術館は、プラド、ティッセン、ソフィア王妃、の三つ。勿論日本人としては既に三つとも押さえてはいるが、ちゃんと覚えてないので、再度潜入。

日曜日なので、無料で入れるのさ。てなわけで、入り口前は行列・・・・。3つ位ある門のうち、一番駅から離れていて観光客が少ない門から入ったにも関わらず、炎天下で待つこと30分。暑すぎて倒れるかと思った。

お目当ては今日はベラスケスエル・グレコと絞った。
エルグレコは前回も注意して観たが、結構忘れちゃってたので、マスターピースの2つに絞って注視。

エル・グレコの絵の、人物の顔の陰影が好きだ。一見無表情にも見えちゃうんだけど、影の付け方のおかげでとっても優しく見える。 マスターピースの前でしばし休憩。

わたしは絵心がそこまで無いので、マスターピースだからと言って感じ方は特に変わりないのだが、二つ見たマスターのうち、一つ(Trinidad)の方は圧倒的な迫力を感じることができた。他の絵より断然オーラがむんむん出ている。

次に、ベラスケスを観た。ベラスケスは肖像画家として引っ張りだこだったようで、さすがに人物の表情が・・・。「Drinkers」というマスターピースは、飲んだくれの人の、少し酔っ払って楽しそうな眼の感じが生き生きと伝わってきて、今にも「一杯どうよ?」なんて言われそうな迫力。

混んでいたのでゴヤは今日はパス。また次の日曜日に行けばいいや。ピカソのゲルニカのマスターピースもまた観たいなあ(こっちはソフィア王妃)。

月曜日は王宮へ再度潜入を試みた。

王宮はこれで何度目か・・・・もう4回目くらい。この日の装備は以下の通り。

学生証
現生15ユーロ
電車の回数券
携帯電話
タバコ

こういう観光地に行く時はこのように、盗まれても大丈夫なように、必要最低限の荷物としている。

王宮は相変わらず、外はかっこいいのに、中はコッテコテを超えていておもしろい。一つずつの部屋をクリアしていく。シュトラディバリウスの部屋も健在。この部屋だけは何度見てもよい。この時期に海外旅行という粋な中国人団体客に二度遭遇。気付かれないようスルー。つうか、君ら北京オリンピックいいのかい・・・?

王宮は通常入場料は8ユーロだが、学生証を提示すると3.5ユーロと格安だ。残金11.5ユーロとなる。学生証を提示するといっても、口で言えば学生証をちら身もせずに割り引いてくれるので、日本の学生証でもきっと大丈夫だろう。

見学の後、マヨール通りをそのまま上り、マヨール広場まで歩くが、のどが渇いたので近くにあったバルに駆け込み、「Cafe con leche en vaso」をオーダー。カフェラテを透明のグラスで飲む方法で、中身は全く一緒なんだが、なぜか美味しく感じる。これは去年背骨さんから教えてもらったのだった。普通の観光客とは一味違うぞ、というアピールにもなり、敵からの攻撃を防ぐことができる。

ぶらぶらしていると、マヨール通りに自転車レンタル店があることを発見。一日で19ユーロだ。ちょっと高い気もするが。今度試してみようと思った。マヨール通りの60番~80番の間のどこかだったはず。

マヨール広場を一周し、広場からつながる小道を散策してみる。結構面白い店がたくさんあるんだね、この界隈は。Alpargatas(底が麻でできた布製のサンダル)なんかがオーダーメイド出来る店では、既製品で一足4.5ユーロから買える。とってもかわいらしい。これはお土産に最適だ。

また、小道の突き当たりにテラスのある小さなバルがあったり、結構発見した。お土産にラウールのブロマイドを買った(1ユーロ)。

マドリーも住んでいると結構飽きてくるけれど、こういう場所に来るとやっぱり観光地として愛されてやまない理由が分かる気がする。最初こういう場所に来た時は、スリに合わないようびくびくしていたが、軽装備のおかげで色々とじっくり見ることができた。
2008.08.17 Roll Sushi
今日は巻き寿司を作ってみた。

外国ではよく見かける、外側にごはんが巻かれているやつだ。初めて作ってみたが、要領は普通の細巻きとそれほど変わらない。実は作るのだけではなく食べるのも初めてだったりする。

Roll Sushi

試食。ううむ。
悪くはないが、外側にご飯があるのと、そのご飯にゴマをまぶしてあるお陰で、どうにも「ご飯まだ少し芯残ってる?」という食感。

中身の具(ツナとアボカド、サーモンとアボカド)自体は悪くはないので、全体としてまとまってはいるが、結論として、普通の、海苔が外側にある細巻きの方が美味しいと言わざるを得ない。


さて、久々に学校のキャンパスオンラインにログインして4th Termの成績をチェック・・・・。
5科目中、3科目がB+・・・・ふむふむ。しかし何やらその下に「丸い」文字が・・・・まさか・・・・・
マーケティングがC
やってもうた。MBA中、Cだけは取るまいと思っていたのに。
それにCってあんた。クラスの45人中下位2人ではありませぬか!
授業でも発言していたし、B+狙いでレポートも割と気合入れて書いたので、さすがにCを取るほど酷くはないはず。
まったく意味が分からないので、教授に早速メールで理由を問い合わせ。もっとも、まだ落ち着いていられるのは、それよりもクレディットの多い管理会計で運よくAを取れたので、まぁ加重平均した全体でいえばそこまで悪くはならないはずだが・・・・。

ううむ・・・・。
2008.08.14 Calor calor!
暑いので 更新が遅れた。

勿論、クーラーなどというヤワなものはうちには存在しない。

従って、窓を全開にしているわけだが、それでもパティオに面した部屋は蒸し暑く、上の階に住む、無職くそラティーノ達がパーティで大騒ぎしているのが相変わらず聞こえる。国に帰りやがれ


くそラティーノたちを思い出すと腹が立って悪態つきたくなるので、涼しくおめでたい話題。


先週末は、友人の結婚式でビルバオに行って参った。ビルバオは、くそ暑いマドリーと違い、涼しくてとても気持ちがよかった。

R&R

結婚式、やはりこのように双方ともモデル並みに美しいカップルだと祝福ムードも倍増である。

フランス人の、スペインにおける結婚式に呼ばれるなど、わたしの想像の斜め上をいっているので、準備やマナーに関してまったく何をどうしてよいやらわからなかった。

まず、洋服。何を着ていけばよいやら・・・。とりあえず日本から、大枚はたいて買った一丁裏の黒スカートとノースリーブのトップはあるが、全身黒は欧州ではNG、ということを小耳にはさみ、結局Sale中の店で、日本では絶対に着ないような派手な花柄のドレスを買ったのだった。

話はそれるが、スペインで買った服の大半は、日本で着ると浮くこと間違いない。が、後悔はしていない。
なぜなら安いし、帰国後数カ月の間ならば、スペイン帰りだから仕方ない、で済まされることを期待しているからだ。

そしてご祝儀。日本のように、ご祝儀を包んでそれを式の費用に充ててもらうことを想定し、少し多めにお金(新札をな!)を持ってきたんだけども、この式では一切何も払わず、ご祝儀を渡すチャンスなども無かった。同席した友人にもあとでコッソリ聞いてみたが、同じだった。

この夫婦、全額これ自腹ですかい・・・・・汗 100人は来てたと思うんだけど・・・・。

もっとも、友人としては祝福の意味を込めて、ハネムーンにおけるサプライズギフトを用意。
ハネムーンで彼らが宿泊する予定のホテルに関する情報を予め特別なルートで入手し、そこのホテルの高級スパで、二人一緒に全身アロママッサージを受けられるように手配したのだった。
このリモートにおける情報収集能力は、まさにCIAもびっくりだぜ!
2008.08.06 Portugal

さて、スペインへ帰国。
全走行距離2500キロのポルトガルの旅が終わった。

ただただ美しい自然、人々、食べ物・・・・・どれをとっても最高のバケーションだった。

ポルトガル北部のポルトまでは、マドリーから高速で6~7時間。途中で国境を超えるが、警察がたたずんでいただけで、特にパスポートチェックなどはなかった。

ポルトはポートワインの産地としても有名。ポルト中心部の市役所のある広場からは川が見えるのだが、その川を挟んだ対岸に、Vila Nova Guiaという地域があり、そこにたくさんのボデガが集中している。

当然、ポルト二日目にそこに行ったわけだが、プロブレム。
地図を持っていない。とりあえず地名だけを頼ってどうにか対岸までたどり着いたが、そこからが非常にくねくねした道がたくさんあり、東に行ったつもりでも気づくと西に向かっていたりする。

明らかに迷っている、これまた明らかな二人の外国人(アメリカ人と日本人)を見た近くのオッサンが、ポルトガル語で話しかけきて道を教えてくれた、「ここから右に行ってまっすぐ行って左に行って右に行ったら坂を下って二つに分かれた斜め右の道を・・・・・」
すいません。覚えられません。という顔をしていると、オッサンは友達を呼び、その友達が自分の車で案内してくれるというのだ。とりあえず何が何だか分からないうちに、猛スピードでその車が去ってくので、慌てて追いかけた。

小さな迷路のような急な坂道を猛スピードで抜けていく。これでは地元の人でないと辿りつけない。わたしは助手席専門なので、ただ景色を眺めていたが、塀に囲まれた急な下り坂から、青い空が見えたり、対岸の赤い屋根の家々が見えた。

Oporto


10分くらいすると、その車は「とりあえずここらへんだから」みたいなことを言って、これまた猛スピードで去っていった。ありがとうを言う間もなく。

ポルトガル人の親切さとその迅速な案内にあっけにとられた私達だったが、とりあえずボテガがぎょうさんありまっせ、なので、最初はTaylor'sのボテガから見学。フランス語だったのでまったく分からなかったが、テイスティングは美味だった。2002年のヴィンテージを飲ませてもらった。ウマかった。

次に、CROFTのボテガへ。こちらは英語だったが、案内も割とざっくりで、そこまで丁寧ではなかったが、テイスティングはやはりウマかった。本当はポートワインってそこまで好きじゃないんだけど、そこで飲んだのは格別に感じた。

Taylors


ボデガを後にし、大学の町コインブラへ。3時間程度のドライブだ。
コインブラもこれまた坂の町で、一旦転んだら命にかかわりそうな急な坂道を上ったり下ったり。コインブラ大学はヨーロッパの三大最古大学のひとつとして知られる。暑いので、ものすんごく暑いので、とりあえず写真だけ取っておしまい。

Coimbra


コインブラでは宿泊せず、ポルトガル人クラスメートの別荘へ。彼は今週結婚式だったんだが、「新郎はただ式に現れさえすればそれでOKだから」ってことで、私達にアテンドしてくれるというので期待していたが、結局彼は結婚式前の病院での検査とかいうなんだかよく分からない理由でキャンセル。だが、別荘には泊まってよいようにしてくれていて、レストランまで予約しておいてくれてた。

コインブラから2時間程度、順調に高速道路を走ってきたが、そこからBom Sucessoというリゾート地へ辿り着くのに、山の中で迷子に。

道は相変わらずくねくねしていて、景色も似たような感じでまったくもって方角がわからない。勿論、方向を示す看板などない。このとき、既に夕方。海沿いにある別荘地なはずなのに、走っても走っても山の中。通りすがりの車を見つけるたびに道を聞いたが、いずれも別の方向を案内してくれ、訳が分からなくなってしまった。しかも、予約してあるレストランは10時で閉店してしまう。ここで食べることができなかったら、明日の朝まで何も食べることができない。さらに、そのレストランのウェイトレスに、その家の場所を詳しく教えておいたから、そのレストランで聞くように、と手配してくれていたのだ。辿り着けないと、食べ物はおろか、寝る場所すらない

どんどん日が暮れていく。既に21時半すぎ。心細くなるわたし。イライラしてくるアメリカ人。と、通りすがったイギリス人がちょうどその辺りに家を持っているとのことで、道を英語で詳しく教えてくれた。

猛スピードでその方向に向かっていると、わたしはそのレストランの看板を、驚異の動体視力で見つけた。「Stooooooop!!!!!!!!!」と叫び、左に曲がってその海沿いのレストランへ。このときちょうど21時50分。

レストランまで来れば、あとは安心。クラスメートはレストランの常連らしく、店主は「ああ、あいつは子供のころから知っているよ~」みたいなことを言っていた。うまい魚料理に舌鼓を打ち、ビールを飲んで、彼の別荘に5分ほどで到着。が、ここでもマイナープロブレム。

家の、鍵が、見つからない。家の鍵を、門から入って最初の左の「植木鉢(Flower Pot)」の後ろに隠した、というのだが、ない。何度探しても、ない。右の植木鉢にも、ない。彼に電話をしても、「絶対あるって!」と言ってきかない。

もしかして・・・と思って、最初の左の「プランター(Planter)」の後ろを探すと、あった・・・・。アメリカ人、怒る。「これはプランターであって、植木鉢ではない!」

でもでもたどり着けたし、いいじゃん。となだめて家の中へ。ゴージャス、とまではいかないが、たくさんの部屋があり、海に面したプールもあり、ロケーションとしては最高。部屋も二部屋用意してくれていた。

とにかく、とにかくわたしはほっとしたので、プールで泳ぐまでもなく、すぐに就寝。
朝起きて、すぐにプールでひと泳ぎ。気持ちいい・・・・。この目覚め方は最高だ。

ゆっくりする時間がなかったので、すぐにカシュカイシュという西側のリゾート地へ向かう。

カシュカイシュの直前に、「Cabo da Roca (ロカ岬)」がある。ここは、ユーラシア大陸最西端の岬。
極東の小さな島国から来たわたしにとって、ここはポルトガル旅行のメインポイントだった。
昔、宮本輝の小説を読んだのと、映画「姉のいた夏 いない夏」を観て、絶対にここに行こうと思っていたのだった。
ちょうど夕暮れ時、太陽がそれこそ真正面から照らしてくるのは当たり前だ、最西端なんだから。
ああ、ここについに来たんだなあ。この先はアメリカ大陸だ。

Torre en cabo da roca

Cabo da roca


崖っぷちには様々な変った植物が生息しており、まるで海底のようだった。その断崖から恐る恐る下をのぞくと、海。
波が岩に当って砕け散る様子はそれこそ迫力がある。さらにここ、崖っぷちから1メートルくらいのところに簡単な木でできた柵はあるものの、基本的に「自己責任」ってことで、誰でも簡単に崖っぷちに立つことができる。
わたしは怖くて柵は超えなかった。日本ならこういう場所には頑丈な高い柵を立てて、簡単に崖っぷちにいけないようにすることだろう。さすが自殺大国。

カシュカイシュはお金持ちのリゾート地として知られているが、最近は新しいリゾートマンションなどが建設され始めている。ビーチというより、がけっぷち・・・?岩場の海岸線なので、泳ぐことはできないが、釣りをしたり、自転車でサイクリングなどを楽しめる。リゾートホテルはゴルフコースやプールがあるので、楽しむには申し分ない。

ここで初めて、予約してあったホテルに宿泊。5つ星リゾートだ。平日だったので全然人がいなかったので少し寂しかったが、部屋も広いし、部屋のテラスで飲むポートワインは最高だった。ここでちょっと休憩、ってことで2泊。

Pool

Seafood


カシュカイシュの次に向かった先は、リスボア(リスボン)。リスボアではポルトガル人のこれまた友達の家にお邪魔することに。リスボアも坂の町で、車がなかったら観光も一日がかりだったことだろう。
リスボアでは夜、ファド(ポルトガルの伝統的な歌)を聴いた後、クラブをはしご。これはマドリーのそれらとあまり変わりない。

Torre da belem

Lisboa

Lisboa noite

Lisboa 2



翌朝、その友人が両親の農場へ行くというのでついていくことに。リスボアから車で1時間くらい走って、田園地域に。

Middle of nowhere

それこそ「Middle of nothing」な場所に彼女の両親の家がある。とーーーーっても広い、よく手入れされた芝生の土地に、ぽつんと家が建っている。家はこれまたかわいらしく、手作りのトマトジュースやキッシュなどはすべてその農場で採れたもので作っている。彼女の母親はまるで絵に描いたようなお母さんだ。可愛いおばあちゃんもおり、わたしを見ると、初めて日本人を見たかのように目をまん丸くして、恐る恐るポルトガル語で話しかけてきた。わたしがスペイン語で返すと、驚いたようにまた目をまん丸くしてから、顔をくしゃくしゃにしてにこっと笑った。かわいい・・・・・。
庭にプールを発見したので、早速水着に着替え、がんがん泳いでプールサイドで昼寝。プールに水が注がれる音以外、何にも聞こえない。平和だ・・・・。
夜は近くの(といっても車で30分)レストランでバカラオを食べた。バカラオ、うますぎ。そのあと、敷地内にある、映画観賞用の建物(これが必要以上にでかい、テレビも必要以上にでかい)でCasa Novaという映画を鑑賞。この映画自体は・・・・・B級って感じだったが味わいはあった。

次の日、出発するわたしたちに、彼女のお母さんは「お弁当」を持たせてくれた。中にはキッシュ、サンドウィッチ、コーラ、水が。 なんてやさしいの・・・・。散々お世話になった挙句にお弁当まで。ほんとすみません。帰ったら彼女になにか御馳走しなくては。

Faro


さて、車に乗り込み向かう先はファロ。ポルトガルの、いよいよ南端に近づく。ファロはリゾート地として知られ、かなり商業的に開発されているが、ニースに雰囲気が似ていて、街並みがかわいい。ショッピングモールがあり、完全にお金持ちのリゾート地だ。

宿がないが、とりあえずおなかが空いていたので晩御飯。海が見えるレストランで魚料理を。観光地なので味はそこそこ。だが安い。

Cena en faro

おなかいっぱいになり、歩きながら宿を探していると、「Pencao」という文字が。交渉すると、ひとり25ユーロで「スイート」に泊まれるという。ホステルのくせにスイートってなんだよと頭の中で突っ込んだが、実は一番広い部屋で、広いバルコニー付きというものだった。部屋は確かに広く小奇麗で、清潔だった。夜11時過ぎのチェックインだったが、当日予約していたのに現れなかった客がいたので、この部屋が空いているということだった。
とっても快適ではあったが、夜中蚊に悩まされ、あまりよく眠れなかった。

次の日はいよいよ最終日。スペイン(セビージャ)経由でマドリーに帰る。ファロからは高速でびゅーんと3時間くらい走ってセビージャ。国境を越えたら、なんだか寂しくなってしまった。なので、途中ビーチに立ち寄ってしばし休憩。ビーチは広く、日本のように混雑していない。それに、やはり、というべきか、堂々とトップレスの女性が多々・・・・。なんだか日本の露天風呂に来たような感覚を覚えた。

セビージャについたら、早速Tinto de veranoを注文。ポルトガルにはないもんね。スペイン広場を見て、もう本当に暑かったのでランチして早々にセビージャを出発。マドリーまでそこから5時間くらいかかっただろうか。
マドリーに到着したのは午前1時。すでになにもかもが閉店しており、お腹が空いていたわたしたちは絶望的な気分になったが、VIPS(ファミレス兼コンビニみたいなもの)が開いていたのでそこで夕食をとった。

長時間ドライブのおかげで疲れたが、それでも楽しく思い出深い旅だった。
イタリア、フランス、スペイン旅行に飽きた人には、ポルトガルを強くお勧めする。
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